家庭医療

一般の方向け

アメリカ見聞録(2年目研修医の目から見た米国の医学教育と家庭医療)

この原稿は1996年〜1997年初頭頃に書いた物で、結局没になったためにお蔵入りしていた物を基本的に変更せずにそのまま公開しています。記載された内容,事実は当時の物で,当時医師2年目の立場の目で見た解釈が含まれています。12ページ 原稿用紙...
family medicine

Integrated Healthcare Networkにおける家庭医療クリニックの貢献とこれからの課題 その後

家庭医はinterface(接触面)を扱う仕事という発言を時々しています。当直明けや勤務交代での申し送り(hand off)でよく、情報のもれや勘違いが生じ、医療の質低下の原因となることが最近研究のテーマとしてもよく取り上げられています。当...
family medicine

Lynn Carmichaelの死亡記事から米国家庭医療の歴史をひもとく

歴史をひもとくのは懐古趣味だからではありません。歴史は勝者によって記されたものである(勝てば官軍)という事はありますが、それでも、予想する事のできない未来に対して最善の決断をするための重要な示唆が得られるからです。また、継続性を大切にし、C...
雑記

2009年 プライマリ・ケア関連学術集会連合学術会議 京都. 2009年8月21日-23日(今年も学会賞頂きました)

怒濤の8月が終わりその残務処理をしていたらあっという間に9月も半分。残務処理は何も生まないようですが、fidelityを上げるために必要な作業です。「僕の前に道はない。僕の後に道はできる。」いい加減に歩いたら消えてしまうかもしれない足跡をし...
family medicine

家庭医ポリデント論

木曜日の夜は家庭医療学の理論的基盤についてのカンファ。昨夜は先週から引き続き在宅医療、とくに導入時面接を切り口に。発表者は「安心」をキーワードに。場所が変わる.医療従事者が変わる。環境が変わる。安心とはその継ぎ目で継続性をいかに担保するかの...
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>東京Jazzに行って学んだこと(Jazzと家庭医療の意外な共通点)

>東京Jazzに行って学んだこと東京Jazzという3日間のイベントに行ってきました(日曜の夜だけ)情操教育の一環として子どもも連れて行ったのですが,19時開演で4バンドが出演予定.1つめが終わったところで50分+15分休憩...全部終わった...
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>村上春樹 1Q84

>村上春樹 同郷の人ということで親近感はあってもノルウェイの森以来、文体があわずにずっと敬遠しています。今話題の1Q84、もちろんまだ読んでいないのですが、読売新聞でインタービューがあり、非常に興味深い込めとんとがあり、最近の私の考えと響き...
family medicine

ジェネラリストになろうとする際に感じる不安の元となるジェネラリストとスペシャリストの役割に関する6つの誤解 (McWhinneyより)

引き続きMcWhinneyを再訪しています。我々が考えつくことというのは通常既に先人が考えついていて、答えが示されていたり、既に形になっていたりするものです。表題通りですが、ジェネラリスト自身も、それになろうかと考える人たちも頻繁に出くわす...
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>Family Medicine Journal Volume 41 Issue 6 2009 June

>久しぶりにjounal watch.表題の号から。(本来は毎月やりたい雑誌が3冊ぐらいあるのですが。。)メインのリンクとタイトルだけ出してコメントをしておきます。著者や詳細は各自でどうぞ。 Promotion in a Family Me...
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>温故知新 Textbook of Family Medicine 第3版 by I. McWhinney & T. Freeman

>教科書には2種類ある。その領域に必要な知識をカバーするためのもの、そして、その領域を定義して、概念化するためのもの。この本は後者に属する一冊である。臨床領域の教科書のほとんどは疾患を分類する伝統的な方法にあわせて書かれているが、家庭医療の...