雑記

FD(faculty development)

内科と総合診療のダブルボードは(短期間暫定的に)容認した方がよい「かも」しれない。。

ダブルボードとは2種類の(基本的な)専門医資格の取得を意味する。基本的には自分はダブルボードは絶対反対ではないが、やるなら質も担保を前提とした厳密な条件とともに行うべきであるという消極派である。ここでは総合診療と内科のダブルボードの議論につ...
雑記

家庭医を進路選択すると内科よりも2倍プライマリケアにとどまる

下記論文の要約です— ORIGINAL ARTICLES —Trends in Subspecialization: A Comparative Analysis of Rural and Urban Clinical EducationA...
雑記

これがプライマリケア最先端の研究(GISを用いたhotspotting)

これがプライマリケア最先端の研究学術集会の教育講演で予断的に話したので、本編のネタバレではありませんから、ここで紹介。プレプリントなので注意が必要ですが、郵便番号ごとの区域 x 地域剥奪指数(ADI: 図の色の10段会)濃淡 x COVID...
一般の方向け

日本専門医機構の総合診療専門医の能力評価は極めて心配である

日本専門医機構によって開催された総合診療領域「特任指導医講習会」■令和元年度第6回日時 令和2年2月9日(日)10:00~16:00場所 TKPガーデンシティ博多定員 203名に実際参加した参加者のSNSの書き込みを本人の許可を得て、要旨を...
academic culture

ニューヨークコロンビア大学の家庭医療プログラムの閉鎖(とその取り下げ)

下記は、ほとんどはウェブからの情報をもとにまとめましたが、NAPCRGの学術集会会場で、某氏(L.G.)が発言している内容も取り込んで書いてあります。彼の発言からの部分は裏の担保を取っていませんのでそのつもりでお読みください。すべての経緯は...
雑記

2014年のまとめ

WordPress.com 統計チームは、2014年のあなたのブログの年間まとめレポートを用意しました。概要はこちらです。シドニーにあるオペラハウスのコンサートホールには2,700人が収容できます。2014年にこのブログは約23,000回表...
一般の方向け

アメリカ見聞録(2年目研修医の目から見た米国の医学教育と家庭医療)

この原稿は1996年〜1997年初頭頃に書いた物で、結局没になったためにお蔵入りしていた物を基本的に変更せずにそのまま公開しています。記載された内容,事実は当時の物で,当時医師2年目の立場の目で見た解釈が含まれています。12ページ 原稿用紙...
family medicine

医師として身近な人の診療を行う事(とくに地元でやる家庭医):dual relationship(二重の関係)

先日の夏期セミナーにて「生まれ育った地元で家庭医として働くこと」というシンポジウムをかとうファミリークリニックの加藤貴紀先生と一緒に企画させていただきました。そこでちょっと紹介した参考文献。2012年に改訂された米国内科学会の倫理マニュアル...
family medicine

家庭医療が絶滅するとしたら,その原因となる9つの理由

この文章は、2009年の第21回家庭医療学夏期セミナーの最終講演「家庭医療に未来はあるのか?」で話した内容の一部です。最近再読して、現在のこのタイミングで(総合診療医の制度化),再度共有することに意義があると考えられたので公開します。本来は...
一般の方向け

NHK総合 総合診療医 ドクターG「なんとなくおなかが痛い」9月6日(木)所感(ネタバレなし)

NHK総合 総合診療医 ドクターG「なんとなくおなかが痛い」9月6日(木)ごらんくださった皆様へ多くの視聴者の方が今夜の番組を見て、このページにたどり着いたのではないかと思います。なるべく、シンプルにメッセージをまとめておきたいと思います。...