岡田 唯男

医療制度・公衆衛生

質的研究 修士論文 共有

もうずいぶん前の話になってしまいましたが,同様の研究テーマを考える人もいるようなので,参考になればと公開して共有することにしました.研究の結果は協力頂いた研究参加者に返すのが最も正当な成果の還元,ということもあります.ピッツバーグに住む永住...
academic culture

Plagiarismって知っていますか?

自分のことをアカデミアに生きる人間(大学にいる人間だけがアカデミアに生きているのではないし,大学にいる人間がアカデミアに生きているとは限りません)と考える人にとっては知っておきたい単語です.日本語では知っていると思いますPlagiarism...
活動

札幌医大山本教授来る

先日恩師である札幌医科大学地域医療総合医学講座教授の山本和利先生が訪問して下さいました.何を隠そう私が卒後2年目のぺーぺー(にもかかわらずいきがっていた)の頃に,京都大学総合診療部の助教授として大変多くのご迷惑をおかけした恩師です.(当時は...
Online Journal Club

P4Pにおいて診療所毎のパフォーマンスの差を検出するだけの十分な症例数の診療をしているのか?

何かを実現するためのインフラを整備するための研究。このタイプの研究が好みだったりします。今回もアブストラクトのみ。背景P4P(成果連動型診療報酬)についてそれを導入するに際してそもそも,診療所毎のパフォーマンスの差を検出するだけの十分な症例...
FD(faculty development)

医療従事者の仕事満足度に関連する要素

HANDS-FDFの現在のフェローの質問に触発されてざっと目を通した論文(ほとんどabstractのみだが)医療従事者の離職と満足度に関して結構meta-analysisとかまであるのは驚きました.まだまだ勉強不足.The Journal ...
学会

第20回 日本臨床スポーツ医学会 学術集会 参加まとめ

頑張って静脈の仕事(input->output、記録)を追いかけてやっています。この活動が自分自身のportfolioにもなります。今年始まったプライマリケアスポーツ医学フェローシップ1期生の発表の指導教官として、自分自身も勉強をしなければ...
FD(faculty development)

見えないものの重要性

教育の話はしばしば哲学的な議論へと発展します。できればリンク先も全部読んでみてください。行動主義vs認知主義とも言えますが,認知にまで上っていない無意識のところの話なので、また少し違うかもしれません。それを含めての技術移転(研修)というのは...
雑記

混乱の状況ほど本質に忠実に.週末の振り返り(2009/11/1)

昨日,気持ち的にずっと乗ってなかったインフルエンザのセミナー講師終了.苦手意識の強いモノだからこそ学びが大きいはずと言い聞かせて.感染症の山本俊悟先生にはずいぶんと助けて頂きました.それぞれのスライドを併せて新型インフルエンザに関してだけで...
家庭医

米国レジデンシーの全て(米国レジデンシーのデータ ACGME 2008-2009 data resource bookより

ACGME 2008-2009 data resource bookが公開されています。レジデンシーとは日本でいう後期研修と考えて頂ければよいと思います。気になったデータをピックアップレジデンシープログラムディレクター コア専門科の13%が...
活動

少し体裁を変更しました。(twitter,tumblrとのリンク)

あまりにもblogの更新が滞っているのですが、自分が手に入れた情報をそしゃくして原稿に起こしてblogエントリーにするというプロセスを踏むというプロセスの敷居が高いために結局発信できなくなってしまう情報が多いので、それほど加工しなくてよい物...